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K18ピンクゴールドの「natalie(ナタリー)」

201412/21

こんにちは、くわずるです。

大原さんは電気ひざ掛けを買ったそうです。
私も寒さに耐えきれず、電気カーペットを買いました。
家でもお店でも寒さに弱い女性陣は「寒い」を連発していますが、
暑がりの長岡くんはへっちゃらなようです。
夏は大変そうだけど、冬はうらやましい…

さて!今日ご紹介するのは
こちらのK18ピンクゴールドのエンゲージリングです。

今、彼は埼玉県に住んでいますが、
彼女は転勤で遠いドイツへ行かれています。
彼女がドイツへ行く前にとオーダーいただきました。

デザインは「natalie(ナタリー)」
中世のアンティークの手鏡がモチーフになっています。
中央のダイヤを鏡に見立てて、
ダイヤの枠に細かい彫りが入っています。

側面にもアカンサスの葉の彫り模様。
「アカンサス」の花ことばは「離れぬ結び目」。
離れ離れの二人にはぴったりの言葉ですね。

内側にはしっかりとお名前を刻み、
ダイヤの裏には名字のイニシャルを刻みました。

彼女がドイツから日本へ帰ってくるのは1年以上先。
「ドイツに行ってもこのリングがあれば頑張れる」
そう言われていました。

リングを見るたびに日本にいる彼のことを思い出して
幸せな気持ちになれますね。
そんなお二人のお守りのようなエンゲージリングの
お手伝いができて嬉しく思います。

日本に帰って来られたら、ぜひ遊びにいらしてくださいね。
リングをピカピカに磨かせていただきます。

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ここからはおまけです。
お二人のご希望で加工途中の写真を撮っていました。
仕上げの工程をざっくりご紹介します。

磨く前の状態なので、まだピカピカ光っていません。
石枠がコロンと転がっているのは
「natarie(ナタリー)」の石座は二重になっているからです。

少し磨いて、石枠を溶接します。

石枠がくっつきました。

中央のダイヤ以外のダイヤを
ミルタガネという工具で爪を作りながら留めていきます。

最後に中央のダイヤをヤットコで慎重に留めていきます。
ダイヤは堅いので割れにくいのですが、緊張しながらの作業です。

最終仕上げできれいに磨いて完成です。
うん、かわいいですね。

今日も皆さまに ひとすくいの幸せが届きますように♪