福岡けやき通り,お店について,
spoonのこだわり

ひとすくいの幸せを おふたりに

2001年8月
緑に包まれたけやき通りに
ジュエルプロショップspoonは誕生しました。

今まで10年以上の歴史の中で、
本物の技術を持つ職人たちが確かな品質を守り、
経験と技術を伝えてきました。

spoonの職人が一番大切にしているのは
「想いをかたちにする」ということ。

だからこそ
spoonでは私たち職人が直接おふたりのお話を伺い
ひとつひとつ丁寧に手作りし
お渡しまですべて私たちが行っています。


spoon,福岡市,結婚指輪,マリッジリング, spoon,福岡市,結婚指輪,マリッジリング,

職人の技術とこだわり

spoonの職人は、作りやデザインに関して強いこだわりと高度な技術を持っています。
ひとつ例を挙げるなら「ミル打ち」。「ミル打ち」とは、金属のふちに連続した細かい粒(ミル)状の凸凹をつけていく技法のこと。spoonでは、タガネという工具を使って、ひとつひとつ丁寧に手打ちで仕上げていきます。
顕微鏡をのぞきながらの作業は手間もかかりますが、一般的な機械による「ミル打ち」では出せない、手作りならではの温かみのある風合いが喜ばれています。ミルの粒感をしっかりぷっくりと出し、なおかつ、まっすぐそろえて仕上げるのが職人の腕の見せ所です。
また、spoonのタガネもこだわりのひとつ。通常のタガネでは仕上げられないほどspoonの「ミル打ち」はとてもとても細かい。「こんなに繊細で小さいミルは初めて見ました」なんてお声もよくいただきます。タガネだってspoonの職人の手作りなのです。

職人常駐だからこそのメンテナンス

spoonが大切にしていることは、リングを制作しお渡しするまでではなく、その後のメンテナンスまでと考えています。 ずっと美しいリングを着けていただきたいという思いから、新品仕上げは生涯無料のサービスです。

「毎年ダイヤを1石ずつ増やしていきたい」
「つや消しのアレンジを追加したい」
「サイズが合わなくなってしまって…」

お渡し後のお悩みやご希望にも、私たち職人がしっかりと対応いたします。

「子供が生まれたからベビーリングを作りたい」
「手作りのお食い初めのスプーンでお祝いしたい」
「結婚記念日にピアスをプレゼントしたい」
「手持ちのネックレスのチェーンが切れてしまって…」

ブライダルリング以外のご相談にもお応えしています。ブライダルリングを始まりとして、ジュエリーを通して長いお付き合いをさせていただきたい。それがspoonの考えるメンテナンスです。

spoon,福岡市,結婚指輪,マリッジリング, spoon,福岡市,結婚指輪,マリッジリング,
spoonの職人
ジュエリー職人

大原 好(おおはら よしみ)

福岡県大牟田市出身
大阪芸術大学で彫刻(木彫)を学ぶ。
卒業後、山梨県立宝石美術専門学校にて
貴金属加工・宝石研磨・ジュエリーデザイン・宝石鑑別の基礎を学ぶ。

spoon,福岡,職人

周りにものづくりをする人や芸術家が多かった幼少期

公務員の父と保育士の母の家庭で育ちました。なぜか、両親には新聞記者・大学教授・前衛画家・陶芸家・木工作家等いろんな職業の友人がいて、自宅でよく開催される「宴会」では酔っぱらった大人たちが芸術論を交わしていました。お酒と食べること、お料理が好きなのは、この「宴会」の雰囲気が好きだったからかなぁ。
ものづくりをしている人の工房や個展に行くと「宴会」の時とは違う顔で真摯に作品やお客様と向き合っています。作品を作って売るという仕事に憧れたのは、両親の個性豊かな友人たちの影響かもしれません。

spoon,福岡,職人,

学生時代

木を木目に沿って削る感触が好きで木彫がしたいと思うようになり、大阪芸術大学では、木彫をを学びました。
芸術大学の彫刻科なので、オブジェ作品をつくる日々。自分のなにをどう表現すればいいのかわからず、実習のほとんどの時間を友人たちとのおしゃべりに費やしていました。そんな中、ハンドクラフトサークルでのシルバーアクセサリー作りにハマりました。学祭で自作のアクセサリーを【売る】ことが、とてもおもしろかったのです。また、芸術(自己表現)作品をつくりたいのではなく、誰かが使ってくれる工芸(用途のあるもの)品をつくるのが好きなのだと痛感しました。

大学卒業後は、山梨県立宝石専門学校で貴金属加工と宝石研磨を学びました。大学時代と比べて、とってもまじめに実習に取り組みました。毎日教室が閉められるまで実習して、その後誰かの家で「宴会」。若かったなぁ。
友人とデザインフェスタに出店して、何が売れるのか?どんなディスプレイどんな格好をしていたら立ち止まってくれるのか?を考えるのが好きでした。その後、卒業後募集はしていなかったけれど押しかけてspoonで働くように。

spoon,福岡,職人,

100年後の「アンティーク」を目指して

つくられて100年の年月を経たジュエリーが「アンティークジュエリー」と呼ばれます。今、私がつくっているジュエリーが時を重ね、受け継がれ「アンティークジュエリー」と呼ばれる日がくるまで使い続けられることを願いながら制作しています。
100年後も使える強度、100年後も愛されるデザイン。時代や価値観が変わっても残っていくもの。そんなジュエリーをつくりたいものです。


ジュエリー職人

長岡 佑太郎(ながおか ゆうたろう)

広島県福山市出身
ヒコ・みづのジュエリーカレッジ「ハイジュエリーコース」で彫金の基礎を学ぶ。
卒業後、イタリア・フィレンツェの彫金学校Perseo Scuola per l’Arte della Gioielleria スクオーラ「ペルセオ」で洋彫り、石留め、彫金を学ぶ。

spoon,福岡,職人

シルバーアクセサリーとの出会い

ジュエリー制作を目指したきっかけは、初めはシルバーアクセサリーでした。小さい頃から何かを作るのは好きで、高校生のころにシルバーアクセサリー作りを体験しました。自分で身につけるというよりは、デザインを考え造形するという工程が好きでした。また、ゴツくてイカツイシルバーアクセサリーはあまり好きでなく、シルバーアクセサリーでも宝石を使ったもののほうが好きでした。

spoon,福岡,職人,

ヨーロッパ建築に興味をもつ

大工の祖父と建築士の母の影響から建築には興味があり、ヨーロッパの古典建築を図書館で読み漁りました。 少し暗さを感じるドイツのバロック建築が好きでした。とにかく一度ヨーロッパに行ってみたいと思うようになり、運良く希望者のみのイタリア実習旅行があり、必死で深夜バイトをして旅行に参加。この時、イタリアの彫金技法、石留め、模様彫りに触れ、昔と変わらない伝統技法の素晴らしさを体感しました。

spoon,福岡,職人,

ビサがおりて、イタリア・フィレンツェへ。

「彫留め」や、「模様彫り」というタガネ(彫刻刀)を使った技法をもっと学びたいと思い、今でも昔と変わらない伝統的な技法をそのままに、ジュエリーを制作している本場イタリアへ行くことを決めました。日本にも和彫りという同じような「彫留め」や、「模様彫り」の技法があります。なぜ洋彫りだったのかというと、彫刻が好きで手でそのまま彫る洋彫りが自分に向いていると思いました。また、モチーフを幾何学にパターン化した彫模様を彫り込んでいくのがより彫刻的でした。そこでは、イタリアの彫金技法、石留め、模様彫り、をそれぞれに現役の職人たちが教えていました。
ジュエリーは身につけて元気になったり気分が高まったりするもの。ですので、お作りするときからお客さんとのコミュニケーションを大事にしていきたいです。お願いして良かった。長く使っていく中で何かあっても持っていけばメンテナンスしてもらえる。そう思っていただけるような作り手を目指しています。